Monday, November 29, 2010

四ッ谷へゴー再び




先週の金曜日、お友達のイラストレーター・玉石佳世ちゃんの展示を見に、四ッ谷のレストラン「タマゴ」に行ってきました。
私は、小田急線で新宿まで出て、そこから中央線で四ッ谷まで行こうと思っていたのですが、気付いたらそこはお茶の水でした。寝ていた訳でもなく、むしろ座れなくて立っていたのに、そこはお茶の水でした。
というわけで、少し遅れて到着して、「とりあえずビール」を注文したら、佳世ちゃんも、フクイさんも、JUNOSON君も、みんなカシスマンゴーを飲んでいたので、とんだ仲間はずれでした。

佳世ちゃんの絵は、ガールズイラスト、というジャンルなのだと思うのですが、女の子が痩せていなくて、肉感があるところがとても好きです。あと、背景が少し不安げだったり、時にはオバカだったりするところも好きです。
佳世ちゃんの展示は、来月末までやっているそうです。


あと、JUNOSON君が、先日絵本を出したので、サインをして貰いました。
たくさん描いてくれました。ありがとう!


そして土曜日は、毎月恒例のビールの日!
いつものように、友達と2人で飲んでいたら、隣のご婦人に話しかけられました。
「女の子2人で黒ビールなんて、素敵ね!そんな友達滅多に出来ないわよ。お互い大事にしなさい。」
う〜ん、確かに。ビール好きな女友達って、他に思い当たらない。
はい、大事にします!

最近ちょっと体調を崩していたら、あったかい靴下を貰ってぬくぬく。
それから、ずっと気にしていたレアなCDを貸してもらった。
いい曲だ〜


女の子の気遣いって本当ありがたい。
いくつになっても、ビールの日とか設定して楽しく生きていきたいものだ。




Thursday, November 18, 2010

飴欲しい顔の井上です。


一昨日のこと。
新宿発の電車に乗って、ぼんやりと発車を待っていたら、隣に座っていた初老の女性に、
「飴いかが?」
と突然に言われて、日本人たるものここは一旦遠慮をすべきだったのだけれども、とっさの事でうっかり忘れて、
「ありがとうございます」
と、ヘラヘラしながら受け取ってしまった。

ショウガ飴だった。

ご婦人は、「今東京駅で買って来たの。高知産だから大丈夫よ。」
と言った。多分、中国産じゃないから大丈夫、という意味なのだろうな、と思った。
今口に入れないと、傷つけてしまう気がして、
「いただきます」
と言って、食べた。

私は、日本人たるものお返しをせねば、と思って、持っていた安価な森永のチョコレートを一包み、
「どうぞ。」
と言って、渡そうとしたのだけど、
「私はいいの。」
と断られた。
それが日本人的な一旦の遠慮なのか、安価なチョコは要らない、という意味なのか、そもそも糖尿病を患うなど、何らかの疾患があるのか、とっさの判断がつかず、私はチョコをそのまましまった。

なぜ私に飴をくれたのだろうか?
車内はチラホラと立っている乗客がいるくらいの乗車率だった。
なぜ私にだけくれたのか?
そんなに飴が欲しそうな顔をしていたのだろうか?
無意識に、飴を見てしまっていたのだろうか?
もしくは私があまりにぼんやりしていて、この娘に糖分を与えなければ、という母性が働いたのだろうか?
はたまた、私が死んだ娘に似ていたのだろうか?
遠方に嫁に行った挙げ句、折り合いの悪さから身体を壊し、早死してしまった娘に。
それとも、若い頃の自分に似ていたのだろうか?
様々な可能性が、グルグルと頭を駆け巡った。

私は家の最寄り駅で、そのご婦人より先に降りた。
口の中には、まだショウガ飴が残っていたので、
「ごちそうさまでした」
と言ったつもりだけど、モゴモゴ言っただけに聞こえたかもしれない。

Monday, November 15, 2010

oranda zakka + cafe @carbon


「オランダ雑貨とカフェ展」@carbon のDM、出来ました〜!
現在印刷中との事です。
実際手に取ったら、きっともっと可愛いです*

写真面は、私がなんとなく配置して、でもお任せします!という感じでお渡ししたものを、阪戸さんが、よい感じに調整して下さったり、イタズラ心のある場所に動かして下さったりして、すごく楽しい作業でした。
文字は実はドキドキしてしまうのだけど、なぜか書く機会が結構あって、今回もユルユルっと書かせていただきました。
(文字の場合は特に)何回か書いてみて、気に入ったものを納品するのですが、1番目か2番目に書いたものが、いいことが多いです。3回以上書くと、手が学習してしまうみたいで、なんか優等生っぽくてつまらなくなる場合が多いです。
あ、あと、今回はイラストもペンで描いているのですが、ペンでイラストを描く場合も、やっぱり最初か2番目に描いたものが気に入る事が多いです。クレヨンで描くときは、描けば描くほど乗ってくる感じがするのに。同じ線画なのに、画材が違うだけで正反対になるなんて、不思議ですね。でもそこが面白いところでもあります。


自分のしている事に愛を持ってやっている人たちは、人のやっていることも大切にする事ができて、だからそういう人たちの作ったものは、どんどん広がっていくのだな、と、つくづく思いました。そんな輪の中に、少しだけど関わる事が出来て、本当に嬉しいです!
私もそんな大人(もうじゅうぶん大人だけど)になれるようにがんばろう。

Thursday, November 11, 2010

お稲荷さんのこと

月雨式な私の引っ越しも、いよいよ終盤。
人間と生活用品一式の移動は終わって、あとは、7年間に溜まりに溜まった絵の数々!

というわけで、今はまだ、N区とS区を行ったり来たり。
ちなみに前に書いた「チビ」には、あれからまだ会えていない。あと何度かの往復の間に、会えますように。

願い事といえば、近所のお稲荷の事も、書かずにはいられない。

そのお稲荷さんは、なんだかとんでもなく年期が入っていて、尖っているはずのキツネの顔が、長い年月の雨風で、丸くなっているほど。
最初の頃は、ちょっと恐くて近づけなくて、少し遠くの大きな神社に行っていたのだけど、ある時すごく疲れていて、近くで済ませたくて(失礼!)ふとお参りに行った。

そうしたら、実にあっけらかんと、願いを叶えて下さった。

それから私は、定期的にお稲荷さんに行くようになった。
私は「しみったれた土地だ」とか「だいたい磁場が狂ってる」とか「泥臭い街だ」「貧乏くさい街だ」「そもそも湿気が多過ぎる」「なんかやけに暑くない?」「不味い店しかない」「空気が赤い」など、散々にその土地の悪口を言いふらしていたが、お稲荷さんは、そんな私の願い事を、たくさん叶えてくれた。
勿論全部ではないけれど、きっとそれは、まだ自分には早かったり、叶わない方が良い事だったりしたのだと思う。私はあんなに悪口ばかり言っていたのに。

文句ばかり言っていた街だったけれど、引っ越してみて、思った以上に愛着を持っていた事が分かった。貧乏くさいところや、ちょっと汚いところや、不味い店が多くて笑っちゃうところや、細い道に朽ちかけた家々が並ぶ風景や、坂が多いところ、神社が多いところ、多分東京の西側だから、夕陽の色が他よりも濃くて、ちょっと感傷的な気持ちになってしまうところ。
ただ雑然としていて嫌だと思っていた景色が、雑然としていることって、本当は調和がとれていて、こんなに落ち着く美しいものなんだ、と思った。気の持ちようで、見えるものさえ変わってしまうなんて、我ながら気分屋だな、と思う。

新しい街は、まだ私に心を許してくれていない気がする。それもきっと気の持ちようだけど。早く仲良くしてもらえるようにしよう。もしかしたら、今行ったり来たりだから、まだ信用してもらえていないのかもしれない。早く絵の引っ越しも済まさなければ。

全部の引っ越しが済んだら、お稲荷さんに挨拶に行こうと思う。今までの感謝と、また遊びに来ます、ということと、最後のお願いは、一向によくならない風邪を治して下さい、にしようと思っている。

Friday, November 5, 2010

「オランダ雑貨とカフェ」 @carbon






最近の急激な冷え込みにまんまとやられてしまい、風邪をひいてしまいました。10月に入ってから2度目!ローテーションが早過ぎる。我ながら弱過ぎる。しっかりしなければ。もう少し鍛えなければ。

そんな前置きはさておき、このたび、「オランダ雑貨とカフェ」展 @carbon のDMのイラストを描かせていただくことになりました!デザインは、2冊のオランダ本(以前こちらの絵日記でも紹介させていただきました)を手がけられた阪戸さんです。



carbonさんや阪戸さんのブログでも紹介していただきました。嬉しいなぁ。ありがとうございます!



まだラフも上がっていませんが、今から仕上がりがとっても楽しみです♪風邪なんてひいてる場合じゃありません。

昨日、風邪と戦っている(というか完全に敗退していた)私の元に、なんとも嬉しい贈り物が!carbonの出来さんが、オランダのお菓子「ストロープワッフル」と、なんとも素敵なお手紙と10周年記念の鉛筆を送って下さいました!わ〜なんて優しい♪
写真がヘタクソなのは見逃してやって下さい。

こんな感じでマグカップに乗せて、飲み物の熱で温めて、中に挟まっているキャラメルを溶かして食べるのがオランダ流らしいです。
すっごく美味しくって、昨日と今日で完食してしまいました。
コーヒーによく合いました。

日本から出たことのない私の部屋で、オランダのお菓子とチェコのクルテク君が共演。どちらの国も、いつか行ってみたいものです。