Monday, January 31, 2011

下北天狗祭り




先週の土曜日は、前々から楽しみにしていた下北の天狗祭り。
急ぎの仕事があったので、あんまりゆっくりは出来なかったけど、天狗の行列を垣間見れて満足。

烏天狗カッコいい。今度もし「好きなタイプは?」って聞かれたら「烏天狗」って答えるんだ。
大天狗、サンタクロースが激怒したらこんな風になるんじゃない?みたいな感じだった。高下駄だから、1人じゃ歩けてなかった。支えられてヨタヨタ歩いてた。大天狗なのに。可愛い。

どんなお祭りかって言うと、天狗の行列が下北の商店街を練り歩き、豆をまく、っていう、ただそれだけの地味なお祭り。
豆をまかれた後の商店街の人達の態度がクールで面白過ぎる。

「あ〜あ、また天狗が豆まいたよ」
「毎年毎年さぁ」
「こんなにまいて。掃除するのが大変なんだよ」

というオーラが漂いまくっている。
某有名石鹸店のお姉さんが、泡立てた石鹸水の中に入ってしまった豆を、無言ですくっていた。

写真は、1枚目が「1人で歩けない大天狗(私は撮れなかったので、拝借しました)」、2枚目が「天狗がまいた豆の残骸(私撮影)」、3枚目が「天狗が去った後、割と間髪入れずに掃除されて集められた潰れた豆(私撮影)」。
切ない。
そして、その切なさが、たまらなく愛おしい。

商店街のお祭りなのに、ほとんど出店が出ていないのも、極めてクールである。
通常商店街のお祭りというものは、各店舗が便乗して出店を出すなど、商売っ気を出すものだと思うのだけど、出店は数えるほどしかない。

なんだろう?この、良く言えば品の良さ、悪く言えばやる気のなさ。
でもこういう所がたまらなく大好きだ。
1人で歩けない天狗の悲しい感じ、そして、商店街の素っ気なさ。
偽善的なものが一切ない感じ。
全体的に悲しくて美しい。
いいなぁ、好きだなぁ。

私はこんなにこの街を愛しているのに、下北の書店にはまだ「ドーナツこ」がないのである。
片想いは辛いぜ。
あ、でもここ2、3日、立て続けに猫に遭遇している。
これはいい兆し。
引っ越してからの3ヶ月、今までほとんど遭わなかったもの。
猫に遭うのは、街と仲良くなってきた証拠。(という、私の持論。)
「ドーナツこ」の下北デビューも近い。(はず。)

余談だけど、天狗というと、私はどうしてもシティボーイズの「天狗のコント」を思い出してしまう。(←7の段落を読んで下さい。)どうしようもなく面白いんだけどなぁ。さすがに動画は見つからない。残念だ。

Wednesday, January 26, 2011

ここ2、3日のこと



日曜日はmocha.さんが参加している世田谷の手作り市へ。
世田谷観音、初めてだ。
のどかでいい場所だった。
素晴らしくゆるいポスターを発見して記念撮影。
鬼弱そう。「わー」って言ってそう。
mocha.さんの作品は、やっぱり優しくてあったかい感じがして、癒された。
寒い日に、あったかい飲み物からフワフワ出る湯気みたいな感じ。
人柄が出るなぁ。

*****

月曜日は、いつもお世話になっているデザイナーのYさんとHさんと、ごはんをご一緒させていただいた。出版のお祝いに、と、ご馳走になってしまった。すみません・・・ありがとうございました!!
私が「天狗祭り」をとても楽しみにしている件などを聞いていただく。
あと、とっても可愛い愛犬のJちゃんのお話などを伺う。
お2人は、面白い事がお好きなので(多分)、私もそっちサイドの自分を遠慮なくさらけ出して、とても楽しい時間だった。

*****

そして火曜日、YさんとHさんに、昨日のお礼のメールを差し上げようと思って、先日面白すぎる動画を発見した事を思い出す。


随所に取り散らかった「ノープラン」感が素晴らしい。
特に秀逸なのは、
3:28〜(A◯KA氏の芸人顔負けの決めポーズ)
4:37〜(上と同じく)
4:53〜(斬新な映像編集)
5:03〜(A◯KA氏突然の人見知り→C◯AGE氏突然のクルクル)
8:27〜(衝撃的なモノクローム)
である。

お忙しいところ申し訳ないなぁ、私って面倒くさい奴だなぁ、と思いつつも、URLをお送りしたところ、すぐにお返事を下さる。なんて素敵なお2人だろう。ますます大好きになった。大好きです!!

*****

同じく火曜日、大学時代のお友達(2人のお母さん!)と、お知り合いのパセ子さんが、ブログで「ドーナツこ」を紹介して下さる。とっても嬉しい感想と、写真つき。



ありがとうございました!!

あと、ブックハウス神保町さん「おすすめ本」のコーナーで、「ドーナツこ」が紹介されているのを発見。嬉しいなぁ。

夕方は歯医者さんに。
最後の親知らずを抜くかも。

Monday, January 24, 2011

フロレスタ高円寺店さん



フロレスタ高円寺店さんで、「わたしドーナツこ」の店頭販売をして下さる事になりました!
(*フロレスタさんについては、こちらの日記をご覧下さい)

先週の金曜日、編集の高田さんと、早速見に行って来ました。
本物のドーナツと「ドーナツこ」が同じ空間に!!
これは私にとってかなりの絶景。
わ〜嬉し過ぎる!

店長さんをはじめ、スタッフの皆さん、とっても優しくて、可愛らしい方々でした*
お店には、お手製の可愛らしいポップがたくさん。
絵が得意な方が多いと伺って、納得でした!
「ドーナツこ」のポップも作って下さっていました。
皆さん本当にありがとうございました!!

私と高田さんは、揚げたてのドーナツを買って、帰り道に我慢出来ず、脇道に入ってモグモグ食べたのでした。やっぱり揚げたてが1番です。美味しかった♪

絵本の中の「なつこ」は、しょんぼりする事が多かったけど、こんなに優しくしてもらえて、今はきっと喜んでいます。自分の名前にも、きっと誇りをもてた事でしょう。
がんばれなつこ!高円寺の街で!

Sunday, January 23, 2011

ありがとう!


お友達のイラストレーター、玉石佳世ちゃんと、村上明徳くんが、ブログで「ドーナツこ」を紹介してくれました。


佳世ちゃーーーん、村上くーーーん!
ありがとーーー!!

同じくお友達のシャイなフクイさんは、そっとメールを送ってくれたのでした。
フクイさんならではの言葉。
それもとっても嬉しかったです。
フクイさん、ありがとう!

あと、これは友人から教えてもらったのだけど、「ガケ書房」さんツイッターで、「本日の気になる入荷」に「ドーナツこ」を入れて下さっていた。
「ガケ書房」さん、友人に聞くまで恥ずかしながら知らなかったのだけど、知る人ぞ知る感じの本屋さんらしい。
ホームページを拝見してみたら、本当に面白そうな本屋さん!これはかなり嬉しい!この本屋さんに「ドーナツこ」があるのを想像したら、ワクワクした。がんばれなつこ!

*****

そして今日は毎月恒例、女2人でビールの日!
彼女も「ドーナツこ」を読んでくれていて、感想をもらう。
彼女と話していると、言葉も、話す内容も、本当に彼女だけのものだなぁ、と、いつも思う。
そしてそれは、彼女だけのものなのに、実は私が1番聞きたかった言葉だったり、内容だったりして、「そうか、私は今それを言ってほしかったんだ!」と、いつもはっとする。
2人の間には、合い言葉のような何かがある気がする。
合い言葉、というか、同じ言語というか。
同じ言語といえば、日本語だから同じなのは当然なんだけど、日本語とか英語とか、それよりもっと根本的な段階で、同じ言葉を知っている気がする。
例えば今、バベルの塔みたいな事が起こって、みんなが別々の言葉を話し始めても、きっと同じ言葉を話して、同じ村的なところに住む気がする。
でもそれは、10年来の長い付き合いだから築き上げられたというわけではなくて、最初から、そうだった気がする。
ありがとう!あの言葉は、本当嬉しかった!

*****

mocha.さんに会いに行こう!
楽しみだ♪


Thursday, January 20, 2011

フロレスタさん


最近毎日「ドーナツこ」ネタで、そろそろ飽きられているのでは・・・と危惧しておりますが、今日の日記はきっと面白いので、ぜひ読んで行って下さいませ。

「わたしドーナツこ」の主人公「どうなつこ」の家のドーナツには、実はモデルがあるのです。
モデルと言っても、私が一方的に好きなだけで、制作中、「イメージを膨らませるためだ!」という大義名分のもと、よく食べていただけなのですが。(1度に4つも食べてしまう事も!)
シンプルで、揚げたてで、何度食べても飽きない優しい味のドーナツ。
そんな、「ドー・ドーナツ」(なつこの家がやっているドーナツ屋さんです)のイメージにぴったりだったのが、「フロレスタ」さんのドーナツでした。

絵本が出来上がった時、関係者の方や、お世話になった方に「献本」をしたのですが、私はどうしても「フロレスタ」さんにもお送りしたく、でも突然お送りしてもご迷惑かなぁ、と悩んでいました。
とりあえず編集の高田さんに相談してみたところ、「送るだけ送ってみましょ!」という事になり、私が実際に通っていた高円寺店さんと、1番始めにあのドーナツを作られた奈良本店さんに、ドキドキしながらお送りしました。一方的なラブレターをつけて。

するとなんと、とても優しいご感想と一緒に、たくさんの冷凍ドーナツを送って下さったのです!しかも、奈良本店さん、高円寺店さん、両方から!

優しくて美味しいものを作っている人たちは、やっぱり優しいのです。
写真は、今日おやつにいただいたドーナツです。
(写真が下手ですみません!!)

嬉しすぎて、感謝の気持ちをうまく言葉に出来ません。
なんだか安っぽい表現になってしまう気がするのです。
なのでやっぱり、「ありがとうございました」という言葉しかありません。

ただ、お世話になった方々に、恥ずかしくない歩き方をしていきたいと思いました。
これは、絶対!

なんだか夢心地で、いつも以上にふわふわしてます。
例えるなら、ずっと片想いだった人と、運良く一緒に帰れちゃった!みたいな感じでしょうか。
ぼやっとして色々やらかさないように気を付けなければ。

フロレスタさん、本当に本当にありがとうございました!
「ドー・ドーナツ」のドーナツを見てドーナツを食べたくなったら、フロレスタさんに行きましょう!私は行きます!

*******

奈良本店さんでは、「絵本コーナー」で、「わたしドーナツこ」を展示して下さっているそうです。
残念ながら、東京在住の私はなかなか見に伺えないのですが、お近くにお住まいの方は、是非見ていただけたら嬉しいです!

Wednesday, January 19, 2011

DM発送中です


先週末くらいから、徐々にDMを発送しています。
第1段が、届いたみたい。
オオマエメグミさんが、ブログに載せてくれました*
可愛く写真も撮ってくれました。
オオマエさん、ありがとーーー!!
DMご希望の方は、こちらから、お気軽にご連絡下さいませ♪

Tuesday, January 18, 2011

堂ナツコさん


「わたしドーナツこ」が書店に並び始めてから5日ほど。
とっても面白い事があった!
嘘みたいな、でも本当の事。

なんと、本物の「堂ナツコ」さんから、メールをいただいたのだ!
ライターをされている堂ナツコさんは、書店で「わたしドーナツこ」を偶然見つけて下さり、(きっとさぞかし驚いて!)私にメールを下さったのだ。

出版前、編集者の方達と、「本当にいたらどうしようね〜?」なんて、冗談まじりに話していたら、本当にいらっしゃった。
なんか奇蹟!
絵本が出版されていなかったら、きっと一生知らないままだったのだから、不思議なご縁だ。
ドキドキする。


コラム面白いです*
(あ・・・面白がっている場合ではない!私も参考にしなければ!!勉強しなければ!!)

堂ナツコさん、今後とも、どうぞよろしくお願い致します!

そんなこんなで、なんだか幸先の良いスタートな予感なのでした。

ちなみに上の画像は、1番最初に描いた表紙のカラーラフ。
この時(去年の5月頃)、題名はまだ「わたしドーナツこ」ではなかったのでした。

Sunday, January 16, 2011

週末のこと



土曜日は、サリーちゃんのお店へ。
お世話になっていた店員さんが、辞めてしまうので、会いに行った。

サリーちゃんのお店は、勿論お洋服も好きなのだけど、店員さんたちが大好き。
お店の人とお話するのは、実はあまり得意な方ではないのだけど、サリーちゃんのお店はなんか違う。「売る人と買う人」という前に、「こういうお洋服が好きな人同士」という感じでお話してくれる気がする。だから好き。そして、そういうのってきっとすごく大事。

お餞別に、こんな素敵なものをいただいた*
可愛い手作りのボタン!そしてお手紙!オマケの(?)お菓子!
ボタンを作って、可愛くラッピングして、お手紙を書いてくれている姿を想像したら、じーんとした。もういなくなっちゃうなんて。

一顧客に、こんな事してくれる店員さんっているのだろうか?
本当に、可愛くて素敵な人だなぁ。
周りを幸せにする人。
そばにいると、小さい花がいっぱいあるような気分になる。
私もそんな人になれるように頑張ります。
(道のりはかなり遠い!)
本当に、お会い出来て良かった。
いつかきっと、またお会い出来ますように。


そしてその後は、友達とゴハンを食べた。
「ドーナツこ」を買ってくれていて、かなり嬉しかった!
ありがとーーー!!
そして、お祝いにご馳走してくれた。
私は全然そんなつもりがなかったので、地元の駅に呼びつけるわ、ジャンジャン飲んでしまうわで、悪い事をした。
(やっぱり道のりはかなり遠い。)
↓ここの生姜酢ビール、かなり美味しい。


本日日曜日は、近所の神社で餅つき大会があるという情報を得て、お餅を貰いに神社へ。
寒さに耐えて、餅を貰う。
無料でいただくのはさすがに気がひけて、お賽銭をしてきたのであった。

他にも色々とワクワクする兆しがあったのだけど、一度に書くのは勿体ない気がして、また次回。

Friday, January 14, 2011

ご紹介いただきました2



お友達のmocha.さんが、「わたしドーナツこ」ブログで紹介して下さいました。
mocha.さん、ありがとうございます!
mocha.さんの優しい文章に、じんわりとしました。

mocha.さんは、1点物の雑貨やバッグを作っている作家さんです。
私の部屋にも、mocha.さんのモビールとマグネットがあります。
とっても可愛いくて癒されます*
写真は、以前掲載させていただいたものですが、もう1度。


1月23日に、「世田谷手作り市」に出店されるそうです。

詳しくはmocha.さんのブログこちらをご覧下さい。

楽しみです!晴れますように!

Wednesday, January 12, 2011

ご紹介いただきました*




活弁士の山崎バニラさんが、「わたしドーナツこ」をブログで紹介して下さいました!
バニラさん、ありがとうございます!!
いただいた感想、とても嬉しいです。


バニラさんが書いて下さった通り、今から10年程前、2人は「似てる似てる」とよく言われました。あ〜懐かしい!
(残念ながら、私は素晴らしい声ではありませんが・・・)

バニラさんの素晴らしい動画を発見したので、リンクしました。
これは日本が誇れる芸ですね。すごい!

絵本のこと〜書店篇



新宿の紀伊国屋書店とジュンク堂で発見しました!
わ〜い嬉しい*

恥ずかしながら、こっそり携帯で写真を撮りました。
子どもの運動会とかお遊戯会とかの撮影をするのってこんな気分なのかなぁ?
ちょっと違うか。。。

誰かに買ってもらえますように!!
と念を送りつつ、そっと帰ったのでありました。
子どもを初めてのおつかいに行かせて、物陰からそっと見守るのってこんな気分なのかなぁ?
それはちょっとそうな気がする!

うちの子「わたしドーナツこ」は、本屋さんへと旅立って行きました。
みなさん、うちの子を見かけたら、どうぞよろしくお願い致します!

Monday, January 10, 2011

絵本のこと〜DM篇



「わたしドーナツこ」のDMが出来ました!
編集の高田さんやデザインの中西さんのおかげで、とってもいい感じに仕上がりました*

DMをご希望の方は、ぜひお気軽にご連絡下さい。
お友達に配ってあげてもいいよ、という方や、うちのお店に置いてあげてもいいよ、というお店の方がいらっしゃいましたら、ぜひ!
ご連絡は、こちらからお願い致します。

*****
制作中、「勝手にテーマ曲」を決めて作業するのが好きなのだけど、「ドーナツこ」の時は、ほぼずっとこのCDを聴いていた。
少し視聴もできるみたい。


Saturday, January 8, 2011

絵本のこと〜発売日篇


「わたしドーナツこ」の発売日は、1月中旬となっております。
はっきりとした日付がお伝えできなくてすみません。
連休明けあたりから、書店に並び始めるようです。
どうぞよろしくお願い致します!
本屋さんで見かけたら、「あったよー」と教えていただけたら喜びます。

*****

先日
「たまの映画」を見た。

「やりたいことだけ」っていうコピー、素敵だ。

石川さん(打楽器の人)が、
「やりたいことをやってお金持ちになれなくても、仕方ないなって思えるけど、やりたくないことを我慢してやったのにお金持ちになれなかったら、それはすごくショックだから」
みたいな事を言っていた。
それと全く同じような事を、誰かに昔聞いたのを覚えている。
誰だったは忘れてしまったけど、その時も「かっこいいな、その考え」と思った。
(私はとてもそんなに潔くはなれない!)
自分が好きな人達が、同じ考え方をしているというのは、でもある意味当然の事かもしれない。

インタビューの他にも、ライブ映像がたくさん見れて良かった。
私はなぜかライブ会場が苦手で、好きな音楽でもなかなか聴きに行けないので、映像で見れると嬉しい。
この曲が良すぎて泣きそうになった。


たまの音楽を聴いていると、今はどんどん過ぎて行って、自分が今感じている事も、感じ方も、とにかく何もかもが過ぎて行ってしまうんだなぁ、と思って、それが怖くもあり、だからこそよく見なきゃ、という気持ちにもなる。
「さよなら人類」は勿論名曲だけど、それだけじゃないのに!ってはがゆくなる。声も、メロディーも、すばらしい詩の世界観も。

絵本の宣伝をするつもりで書き始めたのに、映画の宣伝みたいになってしまった。。。
DMが出来たので、また改めてアップします。とってもいい感じなのです!

Wednesday, January 5, 2011

絵本のこと〜卵篇




あけましておめでとうございます(!)
喪中のため、ちょっと控えめに。

今日はおやつに近所のパン屋で買った「伊勢エビ君」(写真)を食べた。
小さい頃、父の知人から送られて来たロブスターを、数日間飼った事を思い出した。
その後、泣きながら、でも美味しくいただいた事も思い出した。

2010年は、例年に増して周りの人に感謝する1年だったし、「人との繋がり」とか「縁」とかいった事を、考えさせられた1年でもあった。
人との繋がりや縁、については、ここ数年、薄々勘づいてはいた事なのだけど、「繋がり」というものは、時間によって保証される、とは限らないという事。
何年か前までは、一緒に過ごした時間の多さが、そのまま関係の濃さになると信じて疑わなかったし、勿論それが当てはまるケースもあるのだけど、同じ時間を共有してきたわけではないのに、居心地が良かったり、距離が近かったり、あー知っている、と感じるケースも確実にあって、そういう人との出会いが、本当にわくわくするし、不思議なくらい自分を助けてくれている、という事に気付いてしまった。

というか、
そんな事が多すぎて、これはもう認めざるを得ない!という感じの年だった。
こうして何とか絵を描いて暮らしていけるのは、一重にそういう人達のおかげで、感謝する他ない。たまに本当に不思議に思う。
「あの人に会っていなかったら◯◯できなかった」し、「この人に会っていなかったら**できなかった」。
できないことだらけで、本当おそろしい!

そんな「感謝」と「繋がり」の固まり!のようなものが、出来ました。
ずっとずっとお知らせしたくて、でも年明けまで我慢しよう、と思って、やっと今日お知らせします。

もうすぐ、私にとって初めての絵本が発売されます。

制作中、周りの人達に、とにかく許されていて、助けられていて、「この人達は子宮か!?」と思うくらい、包まれている感じがした。あまりに楽しくて、終わった時は、達成感よりも寂しさが先立ってしまったくらいだ。
「生まれたての赤ん坊はこんな感じなのだろうか?」
と思ったりした。
でもすぐに、
「あ、赤ん坊というよりも、むしろまだ卵だ」
と思い直した。

卵だからといって、よし頑張って孵化しよう!というわけには、きっといかない。
努力は勿論不可欠だけど、きっと個人の意志だけではどうにもならない事もあるのだ。(私はそれをラッキーな方向で思い知らされた。)
それは例えば、「この卵は孵る可能性のある卵なのか、どんなに温めても孵らない卵なのか」ということとか。こればかりはとりあえず温めてみるしかない。時間が経たないと分からない。
でも、だからこそ、明日が来るのが少し楽しみになった。これはきっといい事だ。

実際の作業には関わらなくても、「わたしドーナツこ」を作るに当たって、本当にたくさんの方々にお世話になった。
そもそも私をU編集長にご紹介下さった方、その方とお会いした表参道のギャラリー、その時のグループ展に私を誘って下さった方、そしてその方とお会いしたのは、お友達のお芝居を見に行った駒場で、ふらっと立ち寄った、今はなくなってしまったギャラリーだった。
その頃私はまだ学生だったから、静かに、でも脈々と、繋がっていたということになる。迷いながら来たはずなのに、無意識に、正しい方に流れて(もしくは流されて)来たような気がしてきて、それがすごく嬉しい。本当に嬉しい。

年明け早々、長文になってしまったけれど、今年もどうぞよろしくお願い致します*
「わたしドーナツこ」は、今月中旬に書店に並ぶ予定です。
「ドーナツこ」情報は、またこちらでお知らせ致します。ぜひチェックして下さいね〜♪