Wednesday, November 28, 2012

夢の話


数日前、たいそう久しぶりに、たんこぶを作った。
電球を替えようとして台に乗っかって、後にひっくり返って、背中から頭にかけて床に打ちつけたのだ。

とにかく痛くて痛くて、痛いと気持が滅入ってくるし、滅入ってくると泣けてくるし、こんな時は寝ちゃうのが1番だ、と思って、眠る事にしたのだけど。
「打ち所が悪くて朝になったら死んでた」とか、あり得なくはないよなぁ、なんて、思いながら寝たからだろうか?変な夢を見た。

どうやら友人らしい人と3人で山道を車で走っていた。
グルングルンと登っていく。
私は助手席に乗っている。
酔いやすいから、どうしても乗らなきゃいけない時は、お願いして助手席にしてもらうのだ。

ものすごいスピードでカーブして、「うわー危ないー!」と思った。
そうしたら、車のタイヤの音が変わった。
ガタガタガタ、と。
砂利道に入ったのだろうか?と思って、外を見たら、それは砂利ではなくて、とてつもなくたくさんの白い珊瑚だった。白い珊瑚の丘だった。

車を降りてみた。
なんとなく気付いていたけど、さっきまで一緒だった人たちはいなくなっていて、スーツを着た係っぽい運転手と私だけになっていた。

白い珊瑚の丘には、一本だけ木が立っていて、その木の枝に、色とりどりのセロファンで出来た、くす玉がひとつだけ、ぶら下がっていた。
そのくす玉が、なんだかすごくセンスが良くて、いいな、と思った。
それから、公民館にあるような、質素な長テーブルがぽつんとひとつ置いてあって、その上に、子供会で配られるような、やはり色とりどりのお菓子の詰め合わせがひとつだけあった。

とにかく寂しい景色だった。曇り空と、延々と続くまっ白な珊瑚と。
くす玉とお菓子だけがカラフルなのが、また妙に寂しかった。
でも、きれいだった。


運転手が、「みんな揃ったら、くす玉を割ろう」と言った。
嘘だと思った。
だって、お菓子はひとつしかないのに。

そこで、「あぁ、こういうのは、なんか知っている」と思った。
さっきのカーブできっと事故があって、多分私は瀕死の状態なんだろう。他の人たちは、なんとか助かったんだろう。

くす玉が割れたら、私は完全に死ぬんだな、と確信した。


その時、ガタガタガタ、と、もう1台車がやって来た。
「えー?」と思った。
助かるの?それともみんな死んじゃうの?

そこで、目が覚めた。
心臓がバクバクしていた。

今、ギリギリの淵にいた、と思った。
くす玉が割れていたら、お菓子を貰っていたら、死んでいたかも、と思った。

そんなわけないけど、寝ぼけていたから、その時は、結構本気でそう思った。









cheer カレンダー展 / はじまりました


cheer カレンダー展、はじまりました。
今日から1日までは、浅草店での開催です。

お店のブログでご紹介いただいています。

http://quatre2011.exblog.jp/

http://cheer2.jugem.jp/

やはり、意外と人気のビジネスマンカレンダー。
浅草でも、たくさんのところへ婿入りできますように!
卓上カレンダー、4月の絵と文は、私もお気に入りです。

今日は、グッと冷え込みますね。
お出かけの際は、暖かくして、風邪をひかないようにして下さいね!

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cheer カレンダー展

浅草店 11月28日 29日 30日 12月1日

10 : 30~15 : 30

東京都台東区元浅草3-16-16 1階
03-5827-2070


札幌店 12月7日 8日

11 : 00~15 : 00

札幌市厚別区青葉町2丁目1-6
地下鉄新札幌駅出口1番 徒歩5分
011-893-7797


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Tuesday, November 27, 2012

cheer / カレンダー展


またまた、カレンダー展のお知らせです。
札幌に本店がある、可愛らしい雑貨屋さんでの展示です。

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cheer カレンダー展

浅草店 11月28日 29日 30日 12月1日

10 : 30~15 : 30

東京都台東区元浅草3-16-16 1階
03-5827-2070


札幌店 12月7日 8日

11 : 00~15 : 00

札幌市厚別区青葉町2丁目1-6
地下鉄新札幌駅出口1番 徒歩5分
011-893-7797


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こちらでも、「卓上カレンダー」と「ビジネスマンカレンダー」、お買い上げいただけます。
残念ながら、私はお店には伺えないのですが、お近くの方は、ぜひ。
営業時間が短めとなっておりますので、お出かけの際は、お気をつけ下さい。
よろしくお願い致します。


本日19:00で、芝生さんでのカレンダー展は終了となります。
ご来場いただいたみなさま、通販でお買い上げいただいたみなさま、ありがとうございました!
展示は終了となりますが、引き続き、販売はしていただけるようです。
こちらも引き続き(!)よろしくお願い致します。


Tuesday, November 20, 2012

カレンダー / ご購入いただけるお店が増えました


2013年のカレンダー、下北沢のシマシマヤトーキョーさんでもお取り扱いいただける事になりました。明日21日くらいから、店頭に並ぶ予定です。
卓上カレンダーと、ポスタータイプ(ビジネスマンカレンダー)の2種です。

卓上カレンダー

ビジネスマンカレンダー

シマシマヤさんは、素敵な器や生活雑貨など、暮らしの道具を扱うお店です。
場所は、大好きな茶沢通り。
私は最近「やさい番茶」にはまっていて、毎日飲んでいます。


美味しいし、からだがポカポカするし、飲んだあと食べられるんですよー!すごい!
都内で購入できるのは、シマシマヤさんだけみたいです。
とってもおすすめです!
あ、もちろんカレンダーも!よろしくお願い致します!

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現在参加させていただいている「ふしめもの / 2013カレンダーと季節のごあいさつ」(経堂・芝生さん)は、残り一週間となりました。
こちらもどうぞよろしくお願い致します!



Monday, November 19, 2012

「パリの子育て・親育て」



「パリの子育て・親育て」林 瑞絵(花伝社)の、カバーイラストを描かせていただきました。11月22日に発売予定です。

「パリの子育て」と聞くと、なんとなくお洒落で優雅なイメージをもたれるかと思いますが、この本は、よい意味でそういったイメージを裏切ってくれます。
外国で、ひとりで子育てをする逞しい著者の林さんに、(私自身は子どもはいませんが)同じ女性として、エールを送りたくなるような、時に勇気づけられるような、そして読み終わる頃には、自分もがんばろう!と思えるような、そんな内容の本です。

原稿をいただいて、本当に自由に楽しく描かせていただきました。
とても現実的な内容の原稿でしたが、不思議と私の絵本的でおかしな世界と相性がよく、さらさらと手が動きました。
それをきっと見越していたに違いない(!)編集の佐藤さん、バラバラでお渡ししたカットを可愛らしくまとめて下さったデザイナーの星野さん、ありがとうございました。

本屋さんで見かけたら、ぜひお手にとってみて下さいね!

Tuesday, November 13, 2012

ふしめもの / 通販がはじまりました。



先週9日からはじまりました「ふしめもの / 2013カレンダーと季節のごあいさつ」、通販も始まりました。

卓上カレンダー、ビジネスマンカレンダー、レターセット、の3種を取り扱っていただいております。

http://shop.shiba-fu.com/products/list.php?category_id=40&maker_id=13

3種とも、メール便対応にしていただいおります。
遠方の方や、お忙しい方にもおすすめです。
他にもたくさん素敵なものが揃っていますので、ぜひのぞいてみて下さいね!

こちらでも、ご紹介いただきました。

http://shiba-fu.com/blog/

芝生さん、素敵な紹介文、ありがとうございます。
ぜひ、ご覧下さい!


Thursday, November 8, 2012

ふしめもの / 2013カレンダーと季節のごあいさつ




明日11月9日から、経堂の芝生さんの「ふしめもの / 2013カレンダーと季節のごあいさつ」に参加させていただきます。

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秋の芝生展
ふしめもの
2013カレンダーと季節のごあいさつ

2012.11.9 (fri) - 11.27 (tue)
13:00 - 20:00 (日祝、展示最終日は19:00まで)
会期中水曜休み

2013年のカレンダーと季節のごあいさつにまつわるものが並ぶ展示企画です。
個性ゆたかな作品とともに1年をすごす相棒を探すのがカレンダー展のたのしみ。
あのひとにもおすそ分けできるよう、季節の節目にごあいさつ、の品もそえてお待ちしています。

cafe +gallery 芝生
〒156-0052
東京都世田谷区経堂2-31-20

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私は、卓上カレンダーと、ポスタータイプのカレンダー、レターセット、絵葉書、を出品します。



こちらは、卓上カレンダーの試作品。
去年ある方が、「作家もので卓上カレンダーってあんまり見かけないから、あったらいいと思う」とおっしゃっているのを聞いて、「なるほど!次は卓上だ!」と思っていたのです。
試作が出来た時は、早くも達成感を感じていましたが、なにせ印刷以外は全て手作業。こんなに大変だったとは!!毎年日めくりカレンダーを作ってらっしゃるハルカゼ舎さんを、改めて尊敬した制作の日々でした…



そして、こちらはポスタータイプのカレンダー「ビジネスマンカレンダー」の試作品。
去年、意外と人気者だった「タナカさん」。
今回は、実は作る予定はなかったのですが、意外と楽しみにして下さる方がいるようで、感激のあまり作ってしまいました。お問合せもいただいたようです。なんてことでしょう!ありがとうございます!
今回は、豪華になって、サイズも少し大きめ、イラストも13点になりました。
隠れファンのみなさま、どうぞお楽しみに!



最後に、レターセットの試作品。
小さな、色んなモノ・コトを、シンプルなモノクロで。
ずっと作ってみたかったけど、躊躇していたレターセット。
封筒作りは、やはり手作業でした。
めげそうな時、「日めくりにくらべたら…!」と、自分を奮い立たせて作りました。
またも、日めくりカレンダーに感謝です。


写真は全て試作品です。
実物は、どうぞ会場でご覧下さい!
とってもがんばって作った(というか、内職した!)ので、みなさん、どしどし、じゃんじゃん、遊びにいらして下さいね!
来年1年間、一緒に過ごすカレンダーを、見つけていただけたら嬉しいです。

*追記
追って通販もはじまるようです。
またお知らせします。

Saturday, September 1, 2012

するもの / ありがとうございました!


気がついたら、日付が9月になっていました…!

遅くなってしまいましたが、「するもの / シルクスクリーンによるグッズ展」26日に、無事終了しました。ご来場いただいたみなさん、参加者のみなさん、企画をして下さった芝生さん、ありがとうございました!

不慣れなシルクスクリーンに、準備期間はハラハラしましたが、そんなことも、会期中のワイワイガヤガヤや美味しいビールも、色々全部ひっくるめて、楽しい夏の思い出となりました。

ありがたい事に、ミニバッグとヒーローコースターは完売!
Tシャツも、思っていたよりも!
自分が作ったものを、誰かが使ってくれているのを想像すると、嬉しくなりますね。繋がりを感じます。(そうだ、寂しい時には思い出そう!)



ほしいものがたくさんあった今回の展示、散々迷って、私はオギハラさんのポーチに決めました。


ピンクと緑ときいろ、しばらく悩んで、内側の水玉にやられてしまい、きいろに。
オギハラさんの雑貨は、女の子な気分になれるのに、甘過ぎないところが大好きです。
ペンケースも愛用中!(あら、こっちも水玉!)

搬出帰りにドアを出た瞬間にカナブンを踏み、打ち上げに誘ったFさんには素っ気なく振られ、無理矢理Mさんに付き合っていただいて、ビールを飲みました。ちょっとのつもりが、ゴクゴクと…!Tシャツの物々交換もして、とっても楽しい夜でした。

夏の疲れが出やすい時期ですね。
夏も終わるというのに、私は夏風邪をひいたようです。
みなさんも、どうぞお気をつけて!

Saturday, August 11, 2012

するもの / 通販がはじまりました。



「するもの / シルクスクリーンによるグッズ展」先週3日からはじまりました。

搬入の日は1番乗りだったので、他の人の作品はほとんど見れなかったのですが、初日に行ってびっくり!素敵なものがたくさん、並んだりぶら下がったりしていました。

来週14日〜16日は、お盆休みとなりますが、会期は26日まで。まだまだやっています!

私は、下の3つのイラストを使って、Tシャツ、ミニバッグ、コースターを出品しました。
「いきもの」
色んな生き物を丸の中に詰め込みました。
アメーバからアーティチョーク(食べた事ないなぁ!)まで、色々!
乗り物も入っているのは、ご愛嬌です。
「イエティ」
帽子をかぶったイエティ。
拾ったのかな?横取りしたのかな?
空のボートが寂しいような怖いような。
夏にぴったりな、ちょっとホラーな作品(のつもり!)です。
「ヒーロー」
夏といえば、ヒーロー映画!
アメリカのあの人やこの人、日本のあのこ!(…は、お正月映画だった気もするけれど…)

バッグはこんな感じ、小さめです。
ヒーローコースター。タグに「ヒーロー」と刺繍をしました。
大きめのサイズなので、コップの他に、ガムシロップやお砂糖・ミルク、小さなお菓子なんかを、置いていただいてもよいかもしれません。

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遠方の方や、気になるけど都合が悪いなぁ、という方へ。
通販がはじまりました!

http://shop.shiba-fu.com/products/list.php?category_id=39

私は、Tシャツ2種と、ミニバッグを取り扱っていただいております。
他にも、絵本「わたしドーナツこ」も。こちらは、カードの特典付きです。
他にもたくさん素敵なものがあります。ぜひぜひご覧下さい!

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今日から夏休みという方も、多いのでしょうか?
どうぞ、楽しい夏休みを。
そして、「するもの」展を、夏休みの予定にぜひ!

Thursday, August 2, 2012

するもの / シルクスクリーンによるグッズ展



明日8月3日から、経堂の芝生さんの「するもの / シルクスクリーンによるグッズ展」に参加させていただきます。


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夏の芝生展2012
するもの
シルクスクリーンによるグッズ展


2012.8.3(fri)- 26(sun)
水、木曜休み / お盆休み(8.14 - 16)
13:00 - 21:00(土日、最終日は19:00まで)


cafe+gallery芝生


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シルクスクリーンは、何年くらい前だったでしょうか?かれこれ6年くらい前?やりたくてやりたくて仕方なくて、でも機材もなく、お金もなく、手作業でできる「樹脂」を使った方法で、無理矢理家でやっていた時期があります。それはもう、薬品くさくて薬品くさくて、根性!の世界で、半年くらいで挫折したのでありました…
その頃の懐かしの作品をネット上で発見!こんな感じのを刷ってました。




今と違うけど、でもやっぱり変わらない部分もあり。
一言では言えない気分であります。

と、昔を懐かしむのはここまでにして。
今回私は、イラストを使ったTシャツとミニバッグ、コースターを出品しました。
またこちらで、紹介させていただきます。

イラストの展示とは違って、初めてゆえになんだか恥ずかしく、初めての展示のドキドキや、自分のを隠してしまいたい!みたいな、出してるくせに見られるのが恥ずかしい、みたいな、妙な初々しさを感じています。
でも、それもまた久しぶりの感覚で楽しくもあり。

6年ぶりのシルクスクリーン。
見ていただけたら、嬉し恥ずかし、です。
「成長したな」でも「ダメになったな」でも。
そんなお話を、出来たら嬉しいです。

夏休みは、いつもは出来ない事をしてみてもいい時、むしろしてみた方がいい時。
夏休みならではの展示に、ぜひ遊びにいらして下さい!


こども映画館



毎年夏休みにやってくる「こども映画館」。
東京国立近代美術館フィルムセンターで、今年も開催されています。


チラシのイラストを描かせていただくのは、今年が3年目。
デザインは、絵本や図書館のポスターでもお世話になった中西さん。
毎年とっても楽しみな仕事です。
今年はカラフルでにぎやか!
こんな感じになりました。


「こども映画館」残すところ、2日となりました。
(宣伝するのが遅いですね…すみません!)


残念ながら、大人の方は、お子さんの同伴以外ではご入場いただけないのですが、活弁があったり、昔の貴重な映像が見られたりと、とっても楽しいイベントなのです。
個人的には、明日3日(金)のプログラムが、1番気になっています。
「マヨネーズ物語」見てみたかったなぁ…


詳しくは、こちらをご覧下さい。


こどもたちの、夏休みの思い出に残ったらいいなぁ、と思います。
チラシのイラストも、楽しんでもらえたら、なお嬉しいのです。

Monday, July 23, 2012

覚え書き





ちょっとしたきっかけで、ここ一週間くらい、自分の中のある記憶を探しています。思い出したそばから忘れないために書いていくので、まとまった文章ではありません、と最初に言い訳しておきます。


何を探しているかというと、「死」についての、最初の記憶です。
(余計な心配をかけてしまってもいけないので、念のためですが、きっかけは仕事で、制作上よくよく考えてみたい、と思ったわけです。)
「死」という言葉の意味を理解する事と、「死」という出来事をある程度の実感をもって理解する事は、少し違うと思うし、幼い頃の「死」の印象も、とても気になるところです。


年齢順に思い出したいことろですが、いかんせん昔の、しかも幼い頃の記憶なので、曖昧です。記憶を辿る糸口として、まず、強く記憶に残っているもので、その中でも時期がはっきりしているものから上げていきます。


まず、強く印象に残っているのは、母が入院をしたことです。これは時期もはっきりしているので、「母の入院前・中・後」というふうに、軸にできそうです。


母が入院したのは、5才の秋でした。期間はたしか、半年ほど。
比較的大きな手術をしたのですが、その時私は、
「手術に失敗して、お母さんが死んじゃったらどうしよう。」
と思って、とてもこわかったのを覚えています。


「手術に失敗=死んでしまう」というのが、自分で考えた事なのか、テレビや本でなんとなく仕入れた情報なのか、周りの大人たちに言われた事なのか(私の周りは、父を筆頭にそんなこと言いそうな大人たちばかりでした!私は風邪をひくたびに、「ヨコボリ(町の葬儀屋)に電話しなきゃな」と言われていたのです。母の入院中も!父最悪!)、その辺ははっきりしませんが、少なくとも5才の時点で、「死ぬ」という言葉の意味と、それに対する「こわい」という自分なりの印象、そして「母が死んでしまったらいやだ」と感じる、ある程度の実感を持っていた事は確かだと思います。


ただ、ここで気になるのは、母の入院中、叔母(隣の家に住んでいたのですが、病弱だったので、遊んだ記憶はありません)が病気で亡くなったのですが、それについては、「悲しい」と思った記憶がないのです。
叔母の葬儀のあれこれが落ち着くまで、私は親戚の家に預けられていました。叔母が亡くなったことも、後から聞いたのです。
棺に入った叔母の死に顔を目の当たりにしたら、思うこともあったかもしれませんが、見なかったのでわかりません。「従兄弟と遊べて楽しかったなぁ」くらいなものでした。


叔母が亡くなったのは、母の手術よりも後ですから、「死」の意味は理解していたし、自分なりの印象も持っていたはずなのです。


自分と親しくない人の死は、なんとも思わなかった、ということなのでしょうか?
もしくは、「辛かっただろうな」「かわいそうだな」という気持を他人に抱くほど、まだ成長していなかったのでしょうか?


多分、叔母には大変申し訳ないのだけど、「自分と親しくない人の場合は…」の方だと思うのです。
入院中の母に対しては、「手術するのかわいそう」とか、「動けなくてかわいそう」という気持は持っていたし、またそれとは別の、ちょっと変な記憶も根拠にあるのですが、長くなってきたので、それは次に。







Friday, June 15, 2012

雨の日は、手紙を書く。vol.2




下北沢・茶沢通りの素敵なお店「シマシマヤトーキョー」さんのイベントに参加させていただくことになりました。


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雨の日は、手紙を書く。 vol.2


雨の時節。
さらさらと木々を揺らす。
しっとりと道を濡らす。
ぽつぽつと窓を叩く。


そんな日は、部屋で過ごそう。
メールや電話じゃなくて
たいせつな人に、手紙を書こう。
コーヒーでも飲みながら、ページをめくろう。


二年目の今年は、手紙を書くためのもの以外にも
雨の日の読書にあるとうれしいあれこれも。


ペンを止めて
ちょっと一息のためのいろいろもご用意します。


2012.6.16(土)- 24(日)
*20(水)休み
12:00 - 19:00


暮らしの道具の店
シマシマヤトーキョー


〒155-0032
東京都世田谷区代沢2-29-3
クリエシモキタ2F
03-3410-1100
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去年、vol.1に遊びに行った時は、1人のお客さんとしてで、店主のヒロミさんとはお話した事もなかったのに、繋いでいただいたご縁で、あれやこれやとよく遊びに行くようになり、それからちょうど1年、なんと今年は参加者にしていただけました。何だか不思議で嬉しいです。


シマシマヤさんは、素敵なお店なのは勿論ですが、不思議と心が落ち着く場所でもあります。
子供の頃、なんとなく心細い時に、自由に出入りさせてくれた、土地に根付いたお店のような。
家や学校でないからこそ、行きたい時があるような。


鉄の階段をカンカンと登って、ドアをガチャッと開けて、ヒロミさんの顔を見ると、「自分の住んでいる街に、こんなお店があってよかった」と思います。


そんな、不思議と懐かしいような感覚や、これからの雨の季節を楽しむための紙ものやその他のあれこれを探しに、ぜひ遊びにいらして下さい。


私は、絵葉書を2種類と、小さな一筆箋を出品しております。




その他、出品作品の詳細は、こちらをご覧下さい。


下北沢、10年くらい前とはだいぶ変わってきましたが、茶沢通り、大好きな道です。
一番街・茶沢通りのお散歩も、おすすめです。

Monday, May 14, 2012

もぐもぐさん原画展〜ありがとうございました!〜



もぐもぐさん原画展、12日に、無事終了しました。
ありがとうございました!


私が在廊中、一人で待っている、という時間は、ほとんどありませんでした。
とても嬉しく、ありがたいことです。
だからというわけではないのですが、うっかり写真を撮り忘れてしまいました。
搬出前に撮るつもりが、すっかり、1枚も…!
というわけで、撮って下さったお客さまに、お借りしました。
なんて間抜けな私。
助かりました。
ちゃっかりお借りした写真、ご覧下さい!


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「おいしい絵本 もぐもぐさん 原画展」
2012.5.8(tue) ~ 12(sat)
@mignon


“くいしんぼうで たべることが 大好きな もぐもぐさん。
 おいしいものを さがして 今日も てくてく、てくてく。
 さぁ、いったい何を もぐもぐしたのでしょうか……。”




「もぐもぐさん」は、2011年7月から2012年4月まで、オレンジページで連載されていた、絵本風レシピのコーナーです。短いお話と絵、そして、その物語にまつわるお料理のレシピで構成されています。今回は、その絵と文を担当していた私(井上コトリ)が、その原画を展示しました。




原画と実際の誌面を、並べて展示しました。
パンの焼けるいいにおいを、思い出します。
もぐもぐさん限定パン、毎日完売でした!




そういえば、上のギンガムチェックを気に入ってくれる方が多かったです。
ギンガムチェック、私も大好きです。




ハンバーグといちごミルク!




こちらは初の試みです。
展示などの表舞台にはめったに出ない、小さなカット。
お気に入りの方眼紙柄のイラストボードに切ったり貼ったり。とても楽しい作業でした。
これのコピーがほしい、と言って下さる方も何人かいらして、嬉しかったです!
やってみてよかった!



こちらは、キャラクターが決定する前の、キャラクター案。
C案を元に、他の子たちもサブキャラクターとして、登場しました。


こちらも、初めての試みでした。
本制作に入る前の、ラフスケッチです。
ボツになったものや、修正が入る様子など、面白がっていただけたようで、出してみてよかったです!
余談ですが、◯プロセスカット ×プロレスカット
「わざと?」って聞かれましたが、素で書き間違えてました…
(このページだけですよ!)

長いご報告になってしまいましたが、ご来場いただけなかった方にも、楽しんでいただけたら嬉しいです!

*****

個展をやるたびに、自分の環境が刻々と変化していることに、気付かされます。
気付くというよりも、なんとなく感じていたことを、確信する、という感じに近いかもしれません。
ガラッと変わったこと、表面上は同じでも、本当は同じでないこと、変わったようでいて、変わらないもの。一瞬一瞬に、何かを得続けて、何かを失い続けている、ということを、実感します。
私は、具体的な反省とか、それを活かした何かとかを、ほとんど考えない方ですが、その環境の変化を感じることが、答えそのもののような気がしています。

自分の環境を作り替えようと努力するよりも(個人的にはそれはできないと思っています)、その一瞬一瞬が焼き付けた写真のような何かに、気付き続けるだけの余力を持ち続けたいと願っています。
その写真の在処を覚えておくことは、未来の自分に残せる、数少ないもののうちのひとつだからです。

たくさんの方にお会い出来て、幸せな日々でした。
ご来場いただいたみなさん、関係者のみなさん、本当にありがとうございました。
これからも、どうぞよろしくお願い致します。