「Rookies navi」という、美容学生さん向けのサイトで、「好きを仕事にするということ」について、インタビューをしていただきました。
7年くらい前のお話などもさせていただいたのですが、読み返してみると、自分の無鉄砲ぶりに驚きます。今の私が、当時の私と同じ年齢の子に相談を受けたら、「あ、この子バカなんだな・・・」と思うでしょう、確実に。
インタビューなんて恐れ多いのですが、せっかくしていただけるので、私が心底実感して、そうだと確信していることだけお話ししよう、と思いました。
きっと、腑に落ちる人も、真逆だと感じる人もいると思います。
もしインタビューの内容にご興味を持って下さったら、私の思う「目的・手段」について、ちょっと踏み込んで書いてみたので、よかったら読んでみて下さい↓
目的を持たない、なんて、一見とても不真面目に見えますよね。
でも、一般的な意味での目的(目標、という意味に近い方です)を捨てた時に、本当に心地よい仕事が増えていったのは事実です。
好きな事(私の場合はイラストを描く事)を、目的・目標(私の場合はイラストレーターになりたい)のための手段にしている時は、なんというか、人間関係にたとえると、「私を手段にするなんてひどい!」って感じで、好きな事に振り向いてもらえませんでした。
好きな事自体が目的だと、ずっと目的と寄り添っている事ができます。
いつでも、何をしていても、です。
だから、目的を見失う事もないし、目標に向かって何をすべきか?なんて、迷う事もありません。
とても心地が良くなって、「どんなイラストが仕事を貰いやすいか」なんて考えなくなって、個性的を狙った奇をてらったものも描かなくなったし、仕事のサンプルのようなものも描かなくなったし、一目で自分が描いたと分かる絵にしたい(自分らしい絵を描きたい)、という欲も思わなくなって、どんどん楽になっていって、その結果、自分では意識していなかった「柔らかい」とか「ゆるい」という風に言ってもらう事が多くなりました。
勿論、高い目標を掲げて邁進していくタイプの人もいらっしゃるし、色んな方法があって、全てが正しいのだと思います。
悩んだり迷ったりくよくよしたり、たまにメソメソ泣いたりしながら、時間がかかっても、自分の方法を見つけて行きたいです。
今日は真面目な事しか書かなかったので、次は先日出かけた江ノ島の狂気と、そこに集う5月なのに半裸の人々、そしてその半裸の人々が着用している繊維の謎、についてお伝えしたいと思います。
劇作家に!そうだったんだ☆
ReplyDeleteなんだかしみじみと心にしみ入る素晴らしいインタビューだね。
って次回が気になり過ぎる!
江ノ島の狂気っ!半裸?繊維???楽しみーーっ
ありがとう!
ReplyDeleteそうそう、劇作家になりたかったんだよ。びっくりでしょ?この方向転換っぷり!普通挫折したら会社員になろうとするよね。オバカな子だったよ。
江ノ島狂ってるよね??
すごかった〜特に岩屋!磁場なの?あの感じは?グラグラしたよ!!私がクジラだったら座礁してたと思う。