せめて川でも

今日は病院に。

病院の先生に恋でもしていない限り、病院にウキウキして行く人はいないだろう。

やっぱりなんとなく憂鬱だし、面倒だ。オマケに暑いし。

そんなクサクサした気持ちで出かけると、絶妙なタイミングで、楽しみにしていたゴーヤ会のお知らせが！ちょっと楽しくなって、メールの返事をしたりもらったりしているうちに、病院に着いて、そこからのおそろしく長い待ち時間は、昨日思いつきで買ったばかりの本を読んで、これがかなりのヒットだったりして随分救われた。

先週出た湿疹が、汗疹であればいいのになぁ、と思っていたのだけど、どうもやはり湿疹だったらしい。でもまだ薬疹かどうかは判断できないので、とりあえずもう少し飲んでみる事に。薬疹だったらちょっと面倒だ。どうか虫にかぶれたとかでありますように。

と、病院帰りにまたちょっと憂鬱な気持ちになって、一休みしようと思って喫茶店に入ってtwitterを見ていたら、今日HOQUBAさんのお菓子がその近くのお店に並んでいるとの事！また絶妙なタイミングでちょっと楽しくなって、早速似合わないiPhoneの地図を頼りにお店に行って、丸い可愛いお菓子を買って嬉しくなったのだった。

家に着いたら、ずっと連絡をしようと気になっていた人からメールが来ていて感激したり、知り合いと知り合いが知り合いだった事が判明したりして、すごく嬉しい気持ちになった。

何か分からないけれど、助けられているなぁ、と思った。

偶然といえば偶然だけど、このタイミングの良さ。

私が今日クサクサした気持ちだったから救ってくれたわけじゃなくて、結果的に救われているこの感じ。神様みたいなもの、と言えない事もないけど、そういう個体みたいなものじゃなくて、もっと大きな集合体の流れみたいなもの。飲み込まれたり、溺れそうになったりもするけれど、時には助けてもくれるもの。

小さい頃に遊んだ流れるプールを思い出して、懐かしくなった。

人でごった返しているのに、不思議と不快じゃなかったのは、水の中にいたからなのだろうか？それとも、子どもだったからなのだろうか？

無性に行きたくなった。もうなくなってしまったけれど。

落ち着いたら、せめて川でも見に行こうかな。